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来年の1月に車検が来る。
エアコンの管に灰が入ってしまって、そのうちエアコンが効かなくなるとのことで、修理すると15マンくらいとか。
そして、タイヤの交換も。
乗り続けるかなぁ•••
7年乗ったし、買い替えどきなのかなぁ•••
娘が小さいうちは、色々とお金がかかったから、車を買うなんて、とんでもなかった。
でも、これからは、自分だけだしね。
というわけで、車を見に行って、即決してきた。
『考えてみます。』と言おうかなぁ•••と何度か思ったけれど、1月の中旬に車検が切れるのに、今から発注かけておかないと、慌てることになるよなぁ•••
頭の中は、グダグダ。でも、お店の方からすると、あっさり決めるね♪と思われたかもね(笑)
家に帰る途中、母からのメール。
『今、どこ?休みの日くらい、一緒にご飯を食べようよ。お父さん待ってるよ。』と。
私こそ、休みの日くらい、自分の用事を済ませたい。毎度毎度腹の立つこと(笑)
『あと、15分!』と返信しておいた。
家に帰って食事をしていると、父が『車、決めたのか?普通車?』と聞いてきた。
横から母が『もう決めて来てんのよ、この子!で、いくらしたの?!』
なんか、ムッとしながら、でも、面倒だなと思って、少し少なめに『200マン』と答えた途端、
『いい加減にしなさいよっ!どこに、そんな金があるのよ!あるんなら、先に私に返しなさいよっ!!』
そして、勢いよく椅子から立ち上がり、隣の和室にドシドシと移動して行った。
やれやれです(笑)
毎度毎度です(笑)
以前なら、この罠にはまって、もうね、何日、その会話を思い出すかっていうくらい引きずって•••
小さい頃から、そうやって、罪悪感を持たされてきているから、言いようのない気分の悪さに襲われるわけ。
母を言い負かすとか、納得させようとか、わかってもらおうとか、今まで無駄な努力をたくさんしてきて傷ついてきた。
でも今、やーーーっと、気づいたの。
罪悪感を感じさせるような言葉を選んで、自分のそばに引き寄せておきたくて、そして、『わかって欲しい』の裏返しなんだなぁ、って。
母の怒りは、母自身が治めなくちゃならないもので、私のものじゃない。
なので、そこ、触れない(笑)
どうせ、免許証の無い母は、私の車に乗らなければどこにもいけないわけだから。
何を言われたって、ローンを払うのは私なんだから(笑)
そんなふうに、自分の気持ちの整え方がわかりだしてから、何日も尾を引かない。
なので、『ねぇ〜、iPadの使い方、教えてぇ〜』と調子の良い母に、同じことを何度も丁寧に教えてあげることができるのよ(笑)
ホント、今まで損してきたなぁ。
何日も何日も、落ち込んで、悩んで、泣いてたなぁ。私の中の時計がそこで止まってしまったかのように、自分の頭の中が、すべて、そのことで染まってしまうくらい、辛かったなぁ。
人は死ぬまで成長し続ける生き物なんですって。なのに、私には、何度も時間が止まっていたことがあったのよ。だから、私、老けないかもしれないわ(笑)
怒涛の2週間だった。
目の奥から熱を感じ、目が充血して、首が回らず、肩から背中の張りが強い、という体感。
かなり血圧が上がっていた。
そして、気がついた。
血圧は、自分であげているんだな、と。
なので、薬は、飲まないことにする(笑)
薬ではなく、自分で自分の身体を調整する。これ、大事。
さて、この怒涛の2週間を過ごしている間、たくさんの『課題』に向き合ってきた。
ここ、かなりの成長。自分なりに。
今までは、『課題』ではなく、『問題』に向き合ってきていたわけで、『問題』とは、『誰の』問題かが曖昧になりやすいので、見えないものと戦ってしまい、疲弊する•••ということを繰り返していた。
ところが、目の前で起こっていることを『課題』と捉えることができると、それは誰の課題かと自分に尋ねてみることができる。
自分の課題であれば、課題をクリアしていける工夫を考えればいい。また、自分の課題でなければ、これは、自分から切り離していいんだな、と、すぐに切り替えることができるようになったという次第。
こうなれたので、自分が、かな〜り、楽(笑)
どんなときに、こんなことを感じたかというと、例えば、職場で推進しているキャリア形成支援について説明すると、自分を変えられない頑固なおじさま方が『理想はわかる、でも、現実は違うんだ!』と抵抗を見せる。
以前なら、『こんなことも理解できないんですか?』と平気で喧嘩を売っていた私。
あははははー
でも、おじさま方、
理想は違うとわかっている。
現実は違うとわかっている。
しかし!私の説明は受け入れられない(笑) ← ここ、ご本人たちの最大の課題!(笑)そして、そこに気づくことが緊急の課題!
これ、私の課題ではないので、そこに全力投球しなくていいんだな、と理解できる。
私の課題は、そのおじさま方のところには存在しないのであ〜る(笑)
反応に反応しない。これが、私の気づき。
そして、自分のできることを、できることだけ、できるときにする。
気負わずに、淡々と♪
▪️『あのぉ•••、今、話してもいいですか?』
私『どうぞ〜』
▪️『最近、人に対して、嫉妬をしてしまうんです。』
私『どんなふうな嫉妬?』
▪️『人にはあって、自分にはないものを持っている人に対して•••』
私『人って、自分対その他大勢の人?』
▪️『はい。うまく生きていける人に嫉妬してます。本人は気づいてないけど、うまく生きていけてるんです。どんなに大変だという状況でも、誰かが手を差し伸べて手伝ってくれるんです。自分には、誰も助けてくれる人はいないんです。』
私『誰も、あなたを理解してくれないと思っているの?』
▪️『理解してもらえるとは思っていません。いえ、理解してもらっちゃいけないんです•••』
その他大勢がいつの間にか、明らかに、誰かを指してる(笑)
職場で目の前に座っている20代半ばの同僚との会話。
彼女は、アスペルガー症候群。
生きにくさを抱えてる。
▪️『最近、仕事で失敗ばかりしてしまって、自分のことを人間のクズみたいに思ってるんです。』
明らかに、誰かを指している(笑)
でも、敢えて誰だか聞かないことにする。
私『あなたのことを人間のクズだと思ってる人がいるのね?』
▪️『はい。』
力強い返事だ。
私『あなたのことを人間のクズだと思っているかどうか確かめてみた?』
▪️『いいえ、でも、そう思っているんです。』
妄想に突入してしまったようなので、質問を変えてみた。
私『どうなるといいと思う?』
▪️『うー、うー、このもやもやしていることに決着をつけたいです。いえ、整理をつけたいです。』
私『どうしたら、整理がつく?』
▪️『それがわかれば苦労しないんですっ!!』
あははは(笑)
なんか、私が、怒られちゃったみたい。
彼女がこの職場で働き始めて4年は過ぎたかな。
ここまで来るのに、とても葛藤した私。
彼女の頭の中では、点と点が繋がらないから、
『ありがとう』という感情は湧かないし、『ごめんなさい』という感情も湧かない。
理解できずにイライラした日々。
今、私は、彼女を理解できない自分を受け入れられたので、
『そう思うんだねー』と言えるようになった。
妄想が始まると、するりと話をすり替えることもうまくなった。
声がうわずってきたら、『落ち着いて〜、落ち着いて〜』と声をかけてあげることもできるようになった。
『成長過程で、その部分が欠落したのか、それとも、もともと無かったのか、わかりようが無いんです』と言った彼女。
何かが『違う』と感じているけれど、それが何かわからない不安。
繋がらない思考で、一生懸命考えていることがわかる。
不安だろうなぁ、と思う。
大丈夫よ、私が付いててあげるから、と、可能な限り彼女に寄り添ってあげようと思っても、彼女からのありがとうございます、が聞けることはないんだぁ。
私も結構、辛いなぁ。
やっぱり、人だもの。期待しちゃうよね。
今夜は博多のホテルから。
今日から二日間のセミナーを受講するために、鹿児島からはるばるやって来たの。
今回のホテルの予約は、本当に苦労したわ。
9月中は選択肢がたくさんあったのに、10月に入った途端、11月15日のホテルの空室は無くなってしまったのよ。
どういうことだろう•••と思ってたら、『嵐』のコンサートだそうで•••(笑)
今週に入ってキャンセルが出たと旅行会社から連絡が来て、なんとか泊まるところが確保できたけれど、昨夜と今夜、同じホテルには泊まれなかった。
つまり、お上りさんよろしく、キャリーバッグを引っ張りながら、天神を行ったり来たり、ということに•••
さすが『嵐』(笑)
ホテルは、女性客で賑わっております。
さて、今回受講しているセミナーの内容は、後日書こうと思うけれど、この受講を決めるのに、とーっても悩んだ自分を振り返ってみたいと思うの。
まず、受講を決めたのは、とても興味のある内容だったから。これは、最後まで振れなかった。
悩んだ内容というのが、出不精の私が鹿児島から博多まで出掛けることへの抵抗、仕事を休まなければいけないことへの抵抗、このセミナーで得たものをどう活かすか確信が持てない抵抗、その他もろもろの抵抗•••
はい、すべて、抵抗。
知りたいと思ったらまっしぐら。なのに、心の中で葛藤してる。でも、行くのにね(笑)
これが、ホメオスタシス。
決めているのに、抵抗勢力に勝とうとして理由を探す。
ぐるぐる思考の始まり。
これ、無くなると楽になるってわかってるんだけどなぁー。
ここ数日、血圧が上がってきているのも、きっとこれのせい。 ← あっ、また、理由探しちゃった(笑)
私みたいな人は、ズボラなところがあって、おっちょこちょいなのに、妙なところで、几帳面な人。
単純に、『福岡行けるんだぁ〜』と喜んでられるようになれたらいいな♪
そしたら、血圧下がるはず(笑)
玄関出て、1、2、3歩で車に乗れる。エンジンかけて、発車して、スルスルと数メートル敷地内を出たところで、???、鍵掛けたっけ?
車を降りて、玄関の扉を確認する私。
職場に着いて、車を降りて、手を大きく後ろに振りながら、鍵をピッ鳴らして施錠する。しばらく歩いて、???、鍵掛けたっけ?
車まで戻って、鍵が掛かっているのを確認する私。
『あれっ?何しにここに来たんだっけ?』そう言いながら、今来た道を戻っていく私。
これ、よくやるパターン。
ちょっと、頭おかしいんじゃないの?私、って思ってたけど、『心ここに在らず』なんだって気づいてから、『心ここに在る』状態にするために、一旦立ち止まることにした。
玄関前まで戻ってよし!
車の施錠を確認しに行ってもよし!
途中で忘れても戻ってよし!
今まで、2回も3回も戻ってたのが1回になって、今では、『心ここに在らず』の時だけ戻るくらいになった。
自分のペースを掴めばよし!(笑)
ひと月くらい前のこと。父が、車を運転していた時、突然、『ここはどこだ?自分はどこに向かうんだったんだろう•••』、そう気がついたら血の気が引いた、と話してくれた。
『最近、記憶が無くなることがある•••』と言って落ち込んでいた。
歳を取ると、段々自信喪失していく上に、こんなことが起こると、自分で自分を不安にさせているのが傍目にもよくわかる。
『お父さん、私なんて、そんなこと、しょっちゅうあるわよ。それってね、心ここに在らずですぅー』と言ったら、我に返ったみたい。
それっきり、記憶が云々と言わなくなった。
話をしている相手が、私の目を見てくれているのに、意識が私に向いてないことを感じることがよくある。聞いているようで聞いていない、心ここに在らずの状態。
自分もたまにやらかしてしまうけれど、目を見ただけで、それがわかるってすごいよね。これも、誰にでも備わっている能力だと思う。
その時って、目が固まるのよね。そして、意識はタイムスリップして過去にも未来にも妄想の世界にも移動してるのを私は知っている(笑)
子どももよくやるよね、これ。
そんな時は、心ここに在らずの方の鼻先で、パチンと指を鳴らして、『今』に引き戻してあげてね♪
朝、奥歯に違和感。
何かが歯と歯の間に挟まっているような違和感。
車のミラーで確認するけど、何も無い。
何だろう?何だろう?と思ってたけど、
いつの間にか忘れてた。
お昼ご飯を食べ終わったら、またしても奥歯に違和感。
気になり出したら止まらない。
口の端に人差し指を引っ掛けて口を開き、目を凝らして鏡を覗いた。
ん?
ん?ん?
ん?ん?ん?
えーーーっ?
細ーい、細ーい、魚の骨が突き刺さってるっ!!
2ミリくらい歯茎から、魚の骨が生えてるって感じ(笑)
昨夜食べた魚の骨だっ!!
なんだか、とても感心してしまってね、自分に。
自分というより、人の身体って凄いなぁーって。
舌の先で、この細ーい細ーい魚の骨を感知してたのよねぇ。
この感覚って、凄いことだと思うの。
で、この感覚が、誰にでも備わっていること自体が前提だとしたら、
いろいろなことに対して鈍感になっていた自分を情けないと思ってたけれど、
なにが!なにが!
私にだってあるじゃないの!
誰にだってあるものが、私にだって備わってるじゃないの!
そう確かめられたようなこの事件が、
なんだか可笑しくって可笑しくって♪
嬉しくって嬉しくって♪
もともと完璧なのに、不完全な理由を探してしまう悲しい性。
有るのに無いと言って探し物をしていた長い年月。
持ってる人が羨ましかった日々。
比べることで自信を無くす。
なんてもったいないんだろう。
これが自己肯定感の低さの元だったのね。
今からだって遅くない。
“有る”ことに感謝していこうっと♪
携帯が鳴った。
娘からの着信。
『きゃ〜♪
ゆうちゃ〜ん♪♪
久しぶりに声が聞けて嬉しい〜♪♪♪』
苦笑いしている娘の顔が目に浮かぶ。
『わかった、わかった』と冷静な娘と、
『嬉しい』という感覚が身体中を駆け巡る私。
スキップしているみたいに弾む感覚。
心踊るって、こんな感じを言うのかしら。
感情を表す言葉。
嬉しい
悲しい
楽しい
好き
大好き
嫌い
大嫌い
愛してる
腹がたつ
ごめん
びっくり
慌てた
どきどき
お腹空いた
ウキウキ
あとは?
子ども向けのワークショップでこの質問をすると、数分で、たくさんの言葉が出てくるらしいけれど、大人になると思い浮かばないみたい。
なんでかなぁ?
大人って、感情を押し殺して生きてるよね。
感情を表さないと冷静に見える、とか、落ち着いて見える、とか、クールに見える、とか•••。
それが大人になるってことなのよ、という暗黙の了解みたいな空気を読んで、『大人』にならなければいけないって、自分に言い聞かせてねっ。
どんどん、自分の気持ちを隠すようになって、そのうち、自分の気持ちさえ、よくわからなくなっちゃってねっ。
自分の気持ちさえわからないから、人の気持ちなんて、もっとわからない。だから、人と関わることが難しくなっていく。
どんどんエスカレートして、自分の気持ちどころか自分がわからなくなって、身体中強張ってしまって、原因不明の肩こりなんですとか言っちゃって、マッサージに通ったりするのよねー。
そうやって、大人になると気持ちを表現することが難しくなってしまうのよ。つまり、きちんと自分の気持ちを表現できなくなってしまって、『コミュニケーションの取り方』なんて勉強をしちゃったりするのよねー。
アサーションとか、Iメッセージなんていうコミュニケーションスキルを習って、ノートとったりしちゃってさっ、ロールプレイとかしちゃって体験回数増やすのよ。
体験回数増やして、無意識に落とし込んでいくわけよっ! ← なんか、力んできた(笑)
ぜ〜んぶ、Naomiさんのことだけどさっ(笑)
やっとね、最近、自分に正直になってきたかな。
そうしたら、かな〜り、楽チンだった(笑)
感情を味わうって素敵なことね♪
懐かしい子どもの頃の感覚が蘇ってくる。
その感覚をゆっくりとなぞっている感じ。
今日のお昼の出来事。
食堂に向かう私。
食堂から出てくる一人の女性。
私の勤務する施設で暮らす知的障害のある方。
歩き方から、怒りを身体中で表現しているのがわかる。
私の姿を確認すると踵を返して食堂へ。
大きな声で何やら叫び、私の視線の先の食堂入り口で、
右から左へ、椅子が飛んだ。
傍に近づいたスタッフの手を振り払い、私に近づいてきた。
興奮している。
『Naomiさんっ!あの人辞めさせてっ!私に怒るよっ!園長先生に言ってっ!辞めさせてっ!!』
今までの私なら、落ち着いて、落ち着いて、と声を掛けていた。
私も反応してしまう質なのだ。
で、今日は、反応しない対応を心がけてみようと思ったのである。
なんて、冷静なんだろう(笑)
『辞めてもらいたい人がいるんですね。園長先生に話したいんですね。』
そう声かけしたら、私の手を取り、事務所に向かった。
私の後ろで、スタッフが立ち尽くしている。
大丈夫よ、と目で合図して、彼女とともに食堂を後にした。
事務所に着くと、大きな声で怒りを表現し、また、私の手を取り、施設長室へ向かった。
(※現在は、園ではなく、施設なのです。昔から生活されている方は、園という呼び方をされます。)
施設長室に“突入”すると、誰もいない。
『いないよ•••』
『いらっしゃいませんね』
残念そうに、施設長室をあとにした。
もう一度、事務所に戻ると、別のスタッフが対応を代わり、『何があったか教えてもらえますか?』と尋ねていた。
食堂に向かう二人を見送った。
誰かと誰かのコミュニケーションがうまくいかない場面に遭遇したとき、相手の気持ちを代弁したり、先読みをして先回りして、介入してきたけれど、まずは状況を眺めてみることが大切だなとあらためて思う。
そして、相手の感情を尊重すること。
怒りも悲しみも喜びも、表現している人のもの。
まずは、『そうなんですね。』と受け取ってみる。
それでも、その後が気になったので、夕方、スタッフに尋ねてみた。
怒りの対象となってしまった若い女性スタッフに近寄り、後ろから髪を引っ張り、暴言を浴びせ、泣かせてしまったとのこと。
しかし、しばらくすると、『ごめんね、痛かったでしょ?』と謝ったらしい。
女性スタッフは、『そんなに優しくされたら•••、ウェ〜ン』とまたまた、涙だったとか。
たまたま居合わせた私が、余計な介入をしていたら、二人の信頼関係は、まだまだ、遠い未来にあったかもしれない。
立ち止まって、眺めてみる。
解釈をしない。
分析をしない。
自分の思考を当てはめない。
私にとっては修行に近いな(笑)
でも、それって、人を信じることなんじゃないかしら、とも思えてきた。
車を運転しながらミラーを覗くと、こめかみに白髪が増えている。
父も母も見事な白髪なので、自分の将来の外見を想像することは容易なこと。
年をとるって、こういうことなんだなぁーっていうことが、ひとつひとつ増えていく。
先日のこと。
父と母と私で朝食を食べていた時、母が話を始めた。
母の顔を見ると、母の視線は私のこめかみを凝視している。
何を話していたんだか本人もわからなくなるくらい、私のこめかみを見つめている。
『なに?』
何かついてるの?という疑問とともに、なんなのよっ!という苛立ちが一瞬にして沸き起こってきた。
『お父さん、この子ったら、一丁前に、白髪が生えてるわよっ!(笑)』
なんて、腹立たしい!
なのに、可笑しい。
誰だって、歳をとっているという自覚なんて無いと思う。
毎日鏡の中の自分を見ていたって、1年前の自分と今日の自分の違いに気づけるわけがない。
ふんっ、なにさっ(笑)
母の物言いに、いつも気分が悪くなるけれど、母の心情もまた複雑なのかもしれない。
部屋を片付けていたら、娘が保育園に通っていた頃の連絡帳を見つけてしまった。
私だけを信頼して、私だけを大好きだと言った、あの頃の娘を愛おしく思う。
いつだって、記憶の中の私と娘は、永遠に歳をとらないわけだから。
母も私との蜜月の時を思い出しているのだろう。
だから、余計に、目の前にいる私を認めたくないのかもしれない(笑)
そんな想像をすると、意地の悪いことを言われながらも、限られた時間を大切にしたいと思えるようになってきた。
『お父さんが、昔の写真を持ち出してきて、これ、覚えてるか?って聞くのよ。
私が覚えてないわけないじゃないっ!!』
覚えてないわけないのよねっ。
ありがとう。